沖縄の奇才・國吉清尚さんの板皿です。2枚目の画像の通り、見込みに珊瑚が押され、砂地の海中のような野趣溢れる作品となっています。食器、特にお皿では見込みが料理などで隠れるので、一番の見所は「縁」じゃないでしょうか。たくましくて自然な動きを感じますね。けっしてわざとらしくありません。このお皿は、酒肴や菓子を盛っても良し、焼き魚や天ぷらを盛っても良しです。画像3枚目、金沢の銘菓、中田屋さんの「きんつば」と村上さんの「わり氷」を載せてみました。このお菓子は既に美味しくいただきましたので、出品に付属しません。画像10枚目は参考ですが、2011年に沖縄県立美術館で開催され、当時最高入場者数を記録した「國吉清尚 大回顧展」にも似た雰囲気の作品が出展されていました。底に「クニ」から崩れて簡略化された「ノニ」のサインあり。底の座りは問題ありません。無地の桐箱が付属します。箱書きはありませんので、ご承知おき下さい。長い年月とお金を掛けて國吉清尚さんの作品をコレクションしていましたが、諸事情 (涙) のためこちらをスタートで売り切ります。
長辺：最大 24.0cm短辺：最大 11.0cm
高さ：最大 3.0cm

（國吉清尚さんの小鉢 / 山茶碗も同時出品していますので、併せてご覧下さい）

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國吉清尚さんの作品には、穴窯での激しい薪焼成のため窯疵や歪みなどがいくらか見られます。ただ、それらは不良・不具合ではなく作風として捉えられていますので、これまで一度も國吉清尚さんの作品を手にしたことのない方はその点を充分にご理解の上でご入札をお願いします。もちろん、ひどい漏れや底のガタ付きなど実使用に耐えられないようなものは説明文に明記します。

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國吉清尚さん (くによしせいしょう・Seisho KUNIYOSHI) 略歴

1943年 沖縄県那覇市首里で生誕
1963年 小橋川永昌さん (仁王窯) の下で修行
1966年 濱田庄司さんとの縁で栃木県益子にて修行
1968年 沖縄県読谷村で開窯
1999年 焼身し死去 (満55歳)

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・記載の寸法はアバウトです。
・作品はスマホのカメラで撮影しており、近接写真は少し歪んで見える場合がありますのでご承知おき下さい。
・出品作品はすべて真作と判断していますので真贋に関するご質問はお控え下さい。万一間違いがありましたら落札代金と送料はお返しします。
・経年品のため画像で見えないようなスレや小キズはご容赦下さい。
・作家さんの手を離れた後にできたであろう疵や修理は記載しますがそれ以外の窯疵などは画像にてご確認下さい。また神経質な方は入札をお控え下さい。
・作品の・出品期間中の破損などにより、やむなく出品を取り消しする場合があります。
・オークション終了後のご連絡は落札者様の方から落札後24時間以内に取引ナビでお願いします。
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