Robert Delfati 氏１９９３年本人製作の真作です。製作証明書はありませんが、製作者本人に確認してますので間違いなく本物です。市場価格ですが、大阪で見たのは143万～180万ほどで販売されてました。ロベルト・デルファンティ氏は1964年イタリア、クレモナ生まれ。1982年、18歳でクレモナ国際ヴァイオリン製作学校を卒業し、巨匠ジオ・バッタ・モラッシ氏の工房で修行した後、1986年、22歳で独立しクレモナに自身の工房を構えました。ガルネリ・デル・ジェスやジュゼッペ・オルナティといったイタリアンバイオリンの銘器に影響を受けた作風で、深いオレンジブラウン色の美しい二スが使用されています。この製作者と交流があり3台コレクションしてましたが、この楽器が抜群の鳴りです。暖かく柔らかい音と表現されることがある作者ですが、この楽器は太く強くバリっとしたイタリアンな音色です。うるさいということではなく低音が良く鳴るように感じます。よく音が綺麗だと褒められます。一時メインで使ってたりしたのですが、他にもコレクションがあり出番が減りました。この楽器は他のに比べ赤みが強いニスです。F字孔下に割れがありますが、綺麗に修理してます。写真ご確認ください。また３０年近く経過してるので傷などありますが、経年の割には綺麗な状態かと思います。テールガットはストラドペットのチタン？に変えてます。魂柱も交換して駒は微調整してもらってます。主観ですが、ネック回りが標準でとても弾きやすいと楽器と思います。音も素直に良く鳴り、音量も十分あり一生物として使えるクオリティ楽器だと思います。調整も職人さんと相談しながら時間かけて何度も通ったので、よくある調整済みと謳って全くできてないのとは違います。高額な楽器を購入して、資金繰りに出品してます。名残惜しい気持ちもありますが、コロナ渦で演奏の仕事も減り、弾いてくれる方にお譲りするのも良いのかと思っています。できれば大事にしてくれる方のところにお譲りできれば幸いです。スーパーライト四角ケースにいれてプチプチ巻いて発送します。弓はつきません。神経質な方やルーズな方はご遠慮ください。査定は出してませんが買い取りだと1/3くらいということ、大手楽器店に並べば100万はするのでこの辺りが限界かなと思います。